四季遊覧の会  2015年2月例会の実施レポート


     ○ 実施日: 20152月20日(金)

     ○ 訪問先: 小石川後楽園 〜 神楽坂・志満金   「開催のお知らせページはこちら」

     ○ 参加者: 35名(女性9名、男性26名)

  ○ 参加者名(50音順、敬称略)

            青木()浅野()、石井()石川()、石田()、伊豆()、伊藤()入澤()

            岩崎()、岩谷()、内田()、大島()、小田()金子()、木戸()、熊谷()

            小島()、小高()、後藤()、柴田()柴山()、須田()、高松()、滝沢()

          田中()中根()、中林()、浜口()()、藤江()、布施()松田()

          森 ()山田()、山本()

     四季遊覧の会2月の例会に申し込みした35名、欠席者なく全員参加 >
好天に恵まれた2月20日、四季遊覧の例会に参加申し込みをした35名は集合場所のJR飯田橋駅東口へ。
数名の方は世話人より早い10時前に到着。 乗降客で混み合う改札口前から陽当たりのよい処へ移動して、

仲間同士で話の花が咲き始めた。
10時半の集合時間前に、電車の遅れで直接会場へ向かうと電話連絡のあったKさんを除き全員が揃った
ので、外堀通り沿に東へ約10分歩いて小石川後楽園へ向かった。 この外堀通りは2日後の日曜日に
東京マラソンのコースになっている。


                         <後楽園入口> <立看板を見る青木さん ><園内案内板>< 園内マップ

         アルバムは写真をクリックして拡大してご覧いただけます
 

小石川後楽園の西門にある「梅香る庭園へ」の横断幕をくぐり、入場券売り場や売店のあるサービスセンター
までの通路脇の立て看板に、この庭園の紹介、水戸徳川家の家系図などが掲示され、参加者が熱心に見入る。
サービスセンター前に特設した関所?で、参加費と引き換えに入場券とパンフレットが配布され、

この広場で参加者全員の記念撮影。(カメラマンは途中交代)


 <集合を呼びかける小島代表> 

          

     撮影を済ませた後、ボランティアガイドのお二人とご対面。 ガイドさんからはご挨拶の言葉と、もう一枚の

     パンフレット「ガイドが選ぶ梅10選」を頂戴した。 男性ガイドさんが半数の皆さんを引率して先行し、続いて

     女性ガイドさんが後の半数を引率して入園した。

                  < 男性ガイドと 1組> <女性ガイドとしだれ桜の前の2組> 

 
   < 小石川後楽園で紅梅白梅をじっくり鑑賞、 他の季節にも来てみたいという声も・・・ 
江戸の初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が造り、二代藩主光圀の代に完成した庭園は、
池を中心にした回遊式築山泉水庭園。 円月橋、西湖の堤など中国趣味が豊かで、白糸の滝、八つ橋、稲田、
松原など国内の名所も各所に散りばめた贅沢な庭園で、国の特別史跡・特別名勝に指定されています。この

二重指定を受けているのは、全国でも小石川後楽園、浜離宮恩賜庭園、金閣寺など、ごく限られているとか。

                                            <円月橋の木製看板><石で造られた円月橋> 

今回の目玉は紅梅白梅の観賞。庭園内の梅林のところでは、たっぷりと時間をかけて観察できた。
時計廻りのコースを巡ると、梅林エリアの入口にある薄い桃色の「道知辺(みちしるべ)」の梅の木を始め、
38種約90本以上の梅林観賞を楽しんだ。

                             < 道知辺の花> <白梅(光圀?)> <白梅の接写> <紅梅(大盃)>

<2組が梅林鑑賞> <1組が梅林鑑賞>  <1組2組がすれ違う>
庭園内の稲田では文京区の小学生が田植えや稲刈りの課外授業を行うそうだ。
続く松原の先の大泉水(園内最大の池)の中の蓬莱島付近では多くの鴨が戯れていた。

園内では、池に集まる野鳥の写真撮影するマニアがシャッターチャンスを狙っていた。


<大泉水の中に蓬莱島><鴨の戯れ><男性ガイドと1組 

約1時間の園内散策を終え、お二人のガイドさんに園内の楽しみ方に丁寧に答える姿が印象的でした。
梅の季節ばかりでなく桜の季節や紅葉の季節も大変見所があるようです。
また来てみたいという方が大勢いらっしゃいました。
< 江戸城の北の城下、神楽坂で昼の御膳を楽しみました >
12時過ぎに後楽園を後にして、外堀通りを西へ歩き、さあお楽しみの神楽坂へ。 

                                                            
   志満金入口

程よいペースで歩いたせいかお腹もすきました。喉が渇いたので、まずは乾杯で 
こちらが昼の御膳です。
うなぎを期待していた方もいたようですが、次回ご家族一緒でお越しになってください。

                                              <昼御膳> < 商店街のチラシを持つ小島さん>

石が敷かれた路地をめぐり、毘沙門天でお参り、この界隈の楽しみかたを世話人代表の小島さんより
説明がありました。
昼食後に神楽坂の商店街で、ご当地名物の肉まんのお土産を並んで買われた方や、何と「昼から飲めます」
の札を掲げた店で二次会を楽しまれた皆さんも大勢いらっしゃいました。
小石川後楽園の当日の入場券を見せれば再入場が可能でしたが、梅林の大盃よりも、酒場の盃の方が
好まれたようでした

                                                  


                        カメラマン:高松(正)、須田(昭)、 レポート: 須田昭孝(記)


世話人の一言
この時期に良くある春の雪を心配しながらの実施日設定でした。
当日は好天に恵まれ絶好の散策日和になり一人の欠席も無く、ボランティアガイドの絶妙な案内で予想以上の

良い雰囲気で庭園見学が出来ました。
神楽坂での食事と散策も楽しく過ごすことが出来世話人一同役割を果たせてほっとしております。
近場にありながら案外行ったことが無いところというコンセプトで世話人が頭をひねり、今回も知ってはいるが

初めて来たという方が何人もいらっしゃり
好評でした。次回も江戸の雰囲気が感じられるところを探しご案内したい
と思います。
是非お誘い合わせいただきご参加をお待ちしております。
                                     四季遊覧の会

                                            世話人代表  小島邦雄

                                         2015年3月12日 編集:藤嵜



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